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山田はるこ

ありがとう!「てつみち」

調布駅からすぐのトリエC館に「てつみち」という広場がありました。

今月閉鎖の予定となっており、今後は調布市が運営をするそうです。

6年間この場所にあった「てつみち」個人的にとても好きな場所でした。

遊具らしい遊具はないけれど、階段状のステージのようなもの、背中合わせのイスのようなただの段?のようなもの、円形のカウンターのようなもの、いずれもステージですともイスですともカウンターです。とも言い難い物が置かれていましたが、どれも子どもたちには大ヒット。暑い日でも、寒い日でもこの屋外スペースは走り回ったりして、遊べる場所でした。私自身も7歳の娘がいる調布市民ですので、プライベートでも大変お世話になりました。


そして、4年前?かなそんな好きな場所だった「てつみち」でイルミネーションのイベントをするから、WSを企画して欲しいとの依頼が舞い込み、やった〜!とばかりに関わり始めました。

通常あまりイルミネーションと聞いてもドキッとしない私です。それでもこの時は、ただのイルミネーションではなくて、自然エネルギーのイルミネーションというから気持ちもまたぐっと上がって、とても嬉しく参加させていただきました。一般社団法人えねこやさんとタッグを組んで、市内の小学生が風力発電や、水力発電で集めた電気を使って、イルミネーションを点灯させようという何とも素敵な企画なのです。


以来毎年12月にはイルミネーションのイベントを実施、その工作WSの企画運営を担当してきました。

そして、今年「てつみち」がさようならとなるという話を急にうかがうこととなり、寂し~っと感傷に浸るまもなく、イルミネーションイベント9月開催の話となり、先日9月17日に「てつみち」さよならイベントの一貫として、今回は初めての9月開催。「ソーラーハウスで未来のまちをつくろう2023イルミネーションRE100」を実施致しました。






今回は急だったこともあり、私としてもどんなWSにするか、どんな準備をするか迷いに迷ったのでありました。「ソーラーハウスで未来のまち!」


これまでは、ランタン作り、光る木の実作り、などこれまでよりもつくるモノが小振りだったので必要になる素材等もそこそこという感じでした。ところが、今回はソーラーハウスということで、ある程度の大きさがあって、建物に見える必要があるので、なかなか高度なWSでした。また、準備時間も十分になかったので、必要な材料を入手する時間も換算しつつ準備をするのがまあてんてこ舞い。なんて、準備の裏側を伝えたかったわけじゃないので、この辺で準備のお話はおしまいにして、さて、当日。

お天気にも恵まれ、無事に開催することができました。



9月になったのにまだまだ暑い今年。

恒例になったこともあり、WSのチケットはあっという間に定員いっぱいとなりました。

ありがとうございます。





おそとで工作するってなかなかない体験かもしれません。開放的で気持ちがよいものです。

用意された材料を使って、存分に楽しむ。

それだけで十分です。

付き添いのお父さんお母さんも思った以上に時間がかかることにびっくりしていたり、ということもありますが、一生懸命に作ろうとする子の姿は良いモノです。

色々迷って、とってつけて、やっぱり変えよう、そんな姿にじれったい思いもするかもしれませんが、そこはじっとがまんです。

思う存分やってみる。が、まず大事だと思っています。


3回のWSが終わり、17時点灯。

太陽光のエネルギーで輝くイルミネーションとこどもたちの作ったソーラーライトで光るお家。とっても素敵でした。こども建築家たちの作品がたくさん並びました。

ふんわりと光るお家、にっこりお顔のお家、ハート型のお家、色々な工夫がありました。


内装も凝っていて、一つ一つお話を聞きたいぐらい、本当に素敵でした。

あっという間に時間は過ぎ、てつみちお別れ会となる2023年イルミネーションRE100は閉幕しました。


また、次なる機会があることを期待して。


公開が大変遅くなりましたが、2023年9月に書いたモノです。













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