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おさんぽアート

山田はるこ

とっても気持ちの良い季節になってきました!

桜はもう満開を過ぎちゃいましたね。とても開花が早くなってきたなあと実感しますが、

野の花たちは次々と多様な花が咲いていく時期です。小さな花から少し大振りなたんぽぽまで色々な花たちとたくさん遊んでいきたいですね。


アトリエでは開設当初からお散歩アートと称して、お散歩をして植物や木の実やら枝やら足下にあるようなモノを散歩をしながら探して、拾って、それを素材として作品作りをする活動をしています。


どんなモノを拾うか、自分で地面をみながら選ぶのも表現のひとつと考えています。

大人数で出かけていくと、同じ場所に出かけているのに本当にそれぞれ違ったモノを集めてきます。丸っこい石ころが好きな子、お花だけ摘んでいる子、枝だけの子、長いものばかりの子、色々なモノをちょっとずつ拾ってくる子。拾ったモノを見るだけで個性が見えるようで面白いものです。


お外にはさまざまなモノがあります。素材のバリエーションも豊かだし、それぞれの素材の質感が五感を刺激します。しっとりと瑞々しい葉、ふさふさの葉、ふわふわの綿毛、ゴツゴツしたい石、つるつるの石、すべすべのドングリ、芽が出ているドングリ、穴の空いたドングリ、開いた松ぼっくりに、閉じた松ぼっくり。子どもたちはその一つ一つを本当に楽しみながら選んで取っていきます。

時々集めるのは好きでない子もいたりしますが、少し声かけをしてみたり、ひろってみて、触れさせてみたり、ケースに入れてからから音が出るのを聞いてもらったりするうちに緊張が解けてなのか?興味が湧いてくるのか?集められるようになる事もあります。


集めたモノを持ち帰ったり、気持ちが良ければ外ででも良いけれど、再構成するように紙に貼り付けてみたり、石の上に並べてみたり、できると面白いです。


並べる作業の中で物語がでてきて、作品が展開していきます。


今の季節のフレッシュな素材だと、保存は難しいですがこどもたちと作る作品は保存することより、そのプロセスを十分に体験することが大切だと考えています。


良かったらぜひお子さんたちと一緒にやってみてください。


活動の紹介動画がこちら↓




 
 
 

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