2024年度 街のアトリエ1号室 作品展
- 山田はるこ
- 3 日前
- 読了時間: 6分
今年も行いました!
年に一度の作品展です。3月22日23日に週末はとてもお天気に恵まれ、気持ちの良い季節で本当にたくさんの方に見にきていただきました。
皆様お忙しいなか足をお運びいただきありがとうございました。
今回も前回と同様に、アトリエと隣接店舗、そして1階の八百屋さんの休憩スペースの3箇所にて開催させていただくことができました。
200点を超える作品がずらりと並んだので、全部じっくり見るにはそても時間がかかります。こちらでは画像でご紹介をさせていただきますが、ほんの一部となります。
ご了承ください。
実際に触って楽しめる作品もいくつかあり、小さなお子さんでも楽しんでみていく様子をたくさん見ることができました。
「見る人を楽しませたい!」そんな気持ちを持って作られた作品も多く、何かを作りたい!というクリエイティブな活動の動機としてとても素直だし、そういう気持ちで作られたものたちはやっぱりとても見る人を楽しませていて、とても素敵だと改めて感じました。
まずは、アトリエ壁面は恒例の自画像を中心に飾らせていただきました。
毎年1月に制作を行なっている自画像。教室でこの時期が来ると「これだけは嫌なんだ!」と渋々取り組む子も多いテーマではありますが、描いてみるとやっぱりその人らしさが出てきて、良い作品になります。自分の周りには好きなものを描いている子もいて、原っぱや公園にいる様子、お金が降っていたり(笑)、ゲームをしていたりという様子も描かれています。



アトリエの窓際にはアイスやさん、カフェ、四季の公園のジオラマ、ポケモンのキャラクター、イギリス海軍の船、パンダ、砂絵、イラスト、絵本、などの作品も並びました。

こちらは、女神が川から現れ「落としたのはどっちのアイスですか?金のアイスか銀のアイスか?」と言っている作品だそう。「川に落ちたアイスなんて食べたくない!」と言いながら制作していましたが、ユニークで可愛らしい。

こちらは人形劇の劇場。たくさんの人形は髪の色、着ている服なども、とても性格が表れているそう。劇場の赤いカーテンまでしっかりと取り付けられていて、背景も朝昼夜、など変えられるようになっています。

段ボールハウス。水道、キッチンのコンロ、コーラが出る蛇口など様々なアイディアが盛り込まれています。自分の絵を飾るギャラリーや駐車スペースにはキャンピングカー、まであってとっても素敵!


マクドナルドの店内のジオラマ。ポテト、ハンバーガーも。

ティラノサウルスに、プルスサウルス、ヘビの作品。色々な素材を使って、大きさもあり迫力満点!

紙粘土をキャンバスに貼り付けたレリーフ作品に自画像作品。額に窓からの反射が映ってしまって、ごめんなさい!


今回作品展でお借りした、スペースの奥では動画の上映を行いました。ストップモーションアニメとサイリウムを使って、踊った映像などを上映しました。動画作品については、こちらからもご覧いただけます。

おみくじ!大吉、中吉、小吉、吉、凶までちゃんとあります。2名の子がそれぞれ制作していて箱がいっぱい。ちょっと写真でご紹介ができず残念なのですが、面白い仕掛けがあります。「大吉が出たら、この箱をのぞいていいんだよ」その箱の中には猫ちゃんがいたりして!「中吉の人が見ていい箱はこれ。」とお家ができていたり。

影を投影して、影の輪郭をなぞって描いた作品。グループ5名ほどで制作した大きな作品です。クレヨンの色がとても鮮やかで、目に飛び込んできます。抽象的な表現は特に中高学年ではとても難しくなってきたりしますが、少しルールを作って制作していくと思わぬ造形的な面白さを発見することもあります。



自画像や、オリジナルキャラクター、恐竜の絵、を描いた作品。

大型の救急車。全長1mほどありますが、ペットボトルキャップのタイヤで走ります。

宇宙ステーション。大ぶりで、銀色に光っているのでとても迫力がありました。
こちらは短時間での制作でしたが、よくできています。

TNT、カービイ、ねこ、紙粘土のツチノコとメロンパン、ガン、木のパズル
T NTは制作途中綺麗な赤い色画用紙が貼り付けられていくなあと感じ「何になるの?」と聞くと「ひみつ!」というお返事で最終段階まで、何ができてくるのか全然わかりませんでしたが、文字を書くところで「TNT」ってどうやって書くの?と聞かれたことで判明!とても丁寧に作り上げていました。

木の電車連結部分には金具が取り付けられていて、繋がって走ります。線路も折りたたみ式で折りたたんで、広げると線路に!

紙粘土のホゲータ、悟空、チョコバナナなどのスイーツ、カッパ、猫のマカロン、猫のお面、木で作った銃に、バズーカ砲、ミニチュアゴルフ、などなど。

今年で3年目!?自動販売機が毎年作られています。今年はピザ屋さん。生地を買って、それからメニューボタンを押すと、色々なピザを注文することができます。ベーコン、トマト、パイナップル、などの具材が紙粘土で丁寧に作られています。展示期間中も大人気で、店員さんが裏側に入って、作ってくれます。アルミホイルでできたお金を入れて、たくさんの子が楽しんでいました! 出来上がったピザの写真を撮りそびれた。。。残念。

乗り物の絵に、砂絵、お花畑の絵、可愛い女の子の絵。
線の表現、色彩の表現もそれぞれ得意なところが発揮されています。

こちらは一階の展示スペース大きめの作品はこちらで紹介させていただきました。アリクイはキャンバスに描かれています。毛並みまでとてもよく描けています。そのほか、抽象作品やイラスト作品まで。様々な雰囲気の作品が並んでいます。

フェルトで作った動物のお人形。うさぎ、ハムスター、りす。フェルトに描き、手縫いでチクチク、ワタを入れてふわふわのお人形の完成!

こちらは編みぐるみのクマ、そしてクマがのぞいているのが、紙粘土でできたチョコレート、ブルーベリー、抹茶、ホワイトチョコ、などお味も様々。

将棋盤、紙粘土の腕、虫がいる箱、お家、フルボトル、ガムテープの模刻。

宇宙船か?木やどんぐりなどを組み合わせて作った乗り物。

四季のお庭。紙粘土のパフェ、戦艦、ポケモンのキャラクタールギア、

手前の台には、ガタノゾーア、犬2匹、ウルトラマン、金剛力士像、打ち上げパンダ、イルカ、鳥の御馳走台

マイクラの羊、パンダ、砂絵のスプランキーキャラクター。オリジナルキャラクターの15マン、額縁を破って出てくる中学生の絵、アクリル板に描かれた抽象画、絵本

恐竜大戦争。よくみると一年分のプリンを賭けた戦いということがセリフで書いてあって、じっくり見れば見るほど楽しめます。戦争ながらユーモラスな雰囲気が素敵な可愛い恐竜さんたちの大作です。


全ての作品が紹介しきれず、すみません!
この写真の右側に映る黒い箱「ナイト1号」も作者が実際に実演して、モップの履物を履き、手には石鹸の入ったカゴを持ち、石鹸を売り歩いていました。
恥ずかしい気持ちもあったようですが、一生懸命な姿に思わず手が出て、石鹸は完売!
また、大人気だったビー玉の作品も写真ではわかりにくいので、また動画も制作予定です。
3月23日には調布FMでもご紹介いただきました!その時のレポートはこちらからご覧いただけます。↓
今年の展覧会は、作品数・会場規模ともに過去最大となり、教室の成長と、参加者一人ひとりの表現の深まりを強く感じられるものとなりました。
来年度もまた、日々の活動を通して子どもたちや参加者の「つくる力」「見つける力」を育て、この場でまた一緒に形にしていけたらと願っています。
ご来場くださった皆さま、そして作品づくりに励んでくれたすべての方に、心より感謝申し上げます。
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